死にたい。そんな不安定な午後11時。死角で手の平を噛みながら歯形に滲む血に我に返る。好きだから会いたくてこんなに一緒にいるはずなのに、どうして駄目なんだろう。些細な出来事ですぐにポーチの中の剃刀や机の上の鋏に意識が向いてしまう。 最近牛乳飲ん…
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